イン・ブルー/ザ・コアーズ
The Corrs通算3枚目のアルバム。「Breathless」収録。
最初に聴くオリジナルアルバムならこの1枚。天気の良い休日のゆったりとしたひと時におすすめ。
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収録曲
- Breathless/ブレスレス
- Give Me A Reason/ギヴ・ミー・ア・リーズン
- Somebody For Someone/サムバディ・フォー・サムワン
- Say/セイ
- All The Love In The World/オール・ザ・ラヴ・イン・ザ・ワールド
- Radio/レディオ
- Irresistible/イリィジスティブル
- One Night/ワン・ナイト
- All In A Day/オール・イン・ア・デイ
- At Your Side/アット・ユア・サイド
- No More Cry/ノー・モア・クライ
- Rain/レイン
- Give It All Up/ギヴ・イット・オール・アップ
- 14.Hurt Before/ハート・ビフォア
- 15.Rebel Heart/レベル・ハート
- 16.Judy/ジュディ ※ボーナストラック(国内盤ほか)シングル「Breathless」収録
解説
Breathless
アルバムの1曲目は、はじけるPOP感でキャッチーなメロディで始まるシングル曲。
ファルセットを交えた印象的なサビは、おそらくどこかで耳にしたことがあるかもしれない。
Give Me A Reason
続く2曲目はエレクトロ感のあるダンサブルなナンバー。
アイリッシュなバイオリンソロがどこか機械的な曲調に生命を吹き込んでいる。
Somebody For Someone
3曲目は、柔らかなエレクトリックピアノとクランチな歪みのギターが心地よいナンバー。
美しいコーラスも相まって癒しの1曲。
Say
4曲目は一聴すると軽快なPOPナンバーだが、細かくコーラスが入っておりそのコーラスアレンジはスピーカーよりイヤホンで聞くのがオススメ。
All The Love In The World
5曲目では、個人的にThe Corrs全体のなかでも極上のパワーバラードの1曲。
とろけるようなメロディはあまりに甘美。
Radio
続いて6曲目のこの曲は暗めのAメロ、Bメロからの一転して開放感のあるサビが印象的。
Irresistible
7曲目。骨太なベースが耳を引くこの曲はアルバムの折り返し的な位置なりどこか1曲目の「Breathless」の姉妹曲を思わせる。
間奏のスライドギターもよいアクセントとなっている。
One Night
8曲目、夏の夜を感じさせるしっとりとしたバラード。
儚げな歌唱が曲の繊細さをより一層引き立てる。
All In A Day
9曲目も前曲を引き継ぐかのようなゆったりとした曲調。
アンニュイな雰囲気が全体を包む。明るさを感じるバイオリンソロがアイリッシュな一曲。
At Your Side
10曲目では、これまでのゆったり感から軽快さを取り戻すこの曲。
美しいコーラスワークに空を舞うかのようなバイオリンの音色が心地よい。
No More Cry
11曲目。キャッチーなメロディのポップロックではあるが切れ味抜群のボーカルにこれまた要所で細かなコーラスワークのアレンジが光る曲。かなりテクニカルな楽曲では?と思う作品。
Rain
12曲目は落ち着いた雰囲気のこの曲。ブルージーかつアイリッシュさをはらんだ渋めの曲。
Give It All Up
明るく陽気な13曲目。裏のリズムを強調したレゲエ調のアレンジがより軽快さを引き立てる。
個人的にシンセサイザーのメロディラインが好みの一曲。
Hurt Before
14曲目。ボーカルの歌唱力、表現力が絶品のこの曲。ただ酔いしれるのみ。
Rebel Heart
アルバム最後の楽曲はアイリッシュなインスト。
心地よい壮大なメロディでアルバムを締めくくる。
Judy
ボーナストラックとして収録された楽曲。
3分にも満たないながら、もの悲しさを凝縮した小曲。
まとめ
以上16曲を簡単に紹介してみました。アイリッシュ音楽というとあまり耳にすることがないかもですが、そこにポップスを融合させより現代風にアレンジを効かせた楽曲たちはいづれも良質なもばかりです。この機会にぜひ一聴してはいかがでしょうか。
新たな音楽との出会いがあることを願って。Shino
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