こちらではAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)とよばれる”大人向け”のロックを紹介します。(随時編集予定)
TOTO/トト
アメリカ出身。1976年頃にロサンゼルスで結成されメンバー全員が他のミュージシャンのレコーディング、アルバム制作に参加するいわゆる「セッション(スタジオ)・ミュージシャン」で構成される。マイケル・ジャクソンの「スリラー」をはじめ、80年代のヒット作にはほとんどといえるほど主要メンバーが参加しており、あらゆるジャンルをTOTO流に昇華、自身のアルバムに投影しさらにセッション活動で時代の最先端へと立ち続け当時の音楽シーンのトレンドを作り上げた。主要メンバーの死別により休止していた期間もあったが、サポートメンバーを加えてライブツアーを行っている。
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FOREIGNER/フォリナー
アメリカ、ニューヨークで1976年頃結成。アメリカとイギリス出身のメンバーが混在するめずらしいバンド。冷ややかな旋律美を醸し出す曲や豪快なロックチューン、エモーショナルなバラードまで幅広い楽曲をユニークな個性を持った響きのボーカルが歌唱力でねじ伏せる。メンバーチェンジを行いながらもライブ活動を行い、2024年に米国「ロックの殿堂」での殿堂入りが発表された。
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JOURNEY/ジャーニー
アメリカ出身。1973年頃サンフランシスコで結成され、当初はインストゥルメンタルがメインの方向性だったが、専任のボーカルを加入させた4thアルバム以降よりメロディを洗練させていき大衆性を増し人気を集めていった。1986年頃バンドの看板ともいえるボーカルがバンドを離れてしまい休止状態となるが1996年に再結成、アルバムを発表するが再度正式にボーカルの脱退が発表されバンドは新たなボーカルを探すこととなる。2007年にバンドのカバーなどを行っていたフィリピン出身のボーカルが目にとまりそのままバンドへスカウト、正式にバンドメンバーとして加入し、現在もライブや新アルバムを作成している。
●看板ボーカリスト:Steve Perry/スティーブ・ペリー
●現ボーカリスト:Arnel Pineda/アーネル・ピネダ
STARSHIP/スターシップ
アメリカ出身。「スターシップ」としてのかたちにに至るまでには複雑な歴史があり、母体となるバンド自体は1965年まで遡る。メンバーチェンジを伴いながらよりポップでヒット性の高い音楽性へと変化させさせていった。このバンドの最も特徴的なところは「男女ツインボーカル」であり楽曲により独特なハーモニーを聞かせてくれる。メンバーのみならず外部の作曲ライターも取り入れることでトレンドにあったアルバムを制作していたが、音楽シーンの移ろいにより次第にバンドも活動を休止。1992年に男性ボーカルを中心にバンド、及びライヴ活動を再開している。
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まとめ
以上のバンドをご紹介しました。いずれのバンドもどこかで一度は耳にしたことがある楽曲があるかもしれません。映画の挿入歌であったり、BGMなどで使われたり知らないうちに聴いたことがある曲でじつは昔から好きだったメロディにまた出会えるかもしれません。 Shino
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